超高耐久床版(顿耻谤补-厂濒补产?)を採用した床版取替工事完了
― 腐食劣化と決別した非鉄製床版を実用化 ―
NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:前川 秀和)と三井住友建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:近藤 重敏)は、鉄筋やPC鋼材に替わり、腐食しない新材料を緊張材として用いた超高耐久床版『Dura-Slab』を高速道路桥として初めて採用した E2A中国自動車道「蓼野第二桥下り线」の床版取替工事を完了しました。
本技术は、钢材腐食によるコンクリート片はく落などによる第叁者被害を防ぐとともに、耐久性の向上により长寿命化が図られ、维持管理、更新时の颁翱2削减も実现します。飞来塩分や冻结防止剤散布による钢材の腐食环境が厳しい箇所での床版取替工事などに有効です。
なお、並行して開発した箱桁構造の超高耐久桥梁「Dura-Bridge」、プレキャスト製の超高耐久壁高欄「Dura-Barrier」は昨年完成しました E32徳島自動車道「別埜谷桥」で本線桥として運用を開始しております。

図-1 超高耐久床版の概要図
(注) アラミドFRPロッドは、PC鋼材の代替えとなる引張力に強いアラミド繊維を束ねた棒状の材料です。
1. 経緯
高速道路桥は、経過年数に伴う老朽化だけでなく交通量と車両総重量の増加、凍結防止剤の散布や沿岸部での塩害などによる劣化が進行しています。この課題に対し、鉄筋やPC鋼材などの鋼材を一切用いない優れた耐久性を有するDura-Slabを、高速道路リニューアルプロジェクトにおける鉄筋コンクリート床版の取替工事へ適用を目指し、開発を進めてきました。
これまでに、輪荷重走行試験や要素試験により十分な耐力を有していることを確認し、実証桥建設により施工性や全体安全性などの確認を行うことで、本線桥への初採用に至りました。
2. 工事場所
E2A 中国自動車道 六日市滨颁~鹿野滨颁间で床版取替工事を実施した「蓼野第二桥下り线」で、顿耻谤补-厂濒补产を採用しました。

図-2 工事場所
3. 床版取替工事の概要
今回、桥長103mの全床版がリニューアルされました。

図-3 工事概要
![]() 写真-1 Dura-Slab架設状況 |
![]() 写真-2 Dura-Barrier架設状況 |
4. Dura-Slabの特徴
[1] 腐食劣化を排除
- 设计基準强度80狈/尘尘?の高强度繊维补强コンクリートを使用することにより、鉄筋の配置をなくし、笔颁钢材の代わりにアラミド贵搁笔ロッドを使用してプレストレスを导入することで、腐食劣化の可能性を排除しました。
[2] 床版の構造
- 本プレキャスト床版の構造は、桥軸直角方向に対して水平リブを有し、さらにアラミドFRPロッドによりプレストレスを導入しています。
- 一般的なプレキャストPC床版は、500mm程度の現場打ち間詰め部を設け、そこにループ形状の鉄筋などを配置しコンクリートを打設することで一体化されています。一方、本床版構造は間詰め部を約30mmと小さくした上で、アラミドFRPロッドで桥軸方向にプレストレスを導入することにより連結するため、間詰め部の耐久性が向上します。また床版上面からの漏水に対する耐久性向上のため、スタッド部も含め、床版上面には孔を一切設けません(写真-3)。
- 床版厚を一般的なプレキャスト床版より约2割(220尘尘→180尘尘)薄くできます。
[3] 第三者被害の防止、耐久性向上、維持管理費の低減
- 钢材腐食に起因するコンクリート片のはく落による第叁者被害が発生しません。また、軽量化により耐震性も向上します。これらにより、将来の维持管理の人的及び経済的负荷の低减が可能です。
[4] サスティナビリティ
- 腐食劣化因子の排除により高耐久化?长寿命化を実现しているため、将来の补修?补强や更新工事を抑制できます。このため、ライフサイクルでの地球温暖化ガスの排出量を低减できます。

写真-3 床版の耐久性向上を目的とした床版开口部の极小化
5. 今後の展開
本工事により得られた知见を活用し、当工法の适用拡大に向けた基準类の整备を进めていきます。
今后は、飞来塩分や冻结防止剤散布による钢材の腐食环境が厳しい、高い耐久性が望まれる本线构造物への展开を目指します。

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